凍結検体の移管について
他院から虹クリニックへの移管
下記の条件を満たしている場合受け入れ可能となります。
- 事前に当院初診を受診していただける方
- 当院で受け入れ可能な凍結方法であること
※凍結方法によっては受け入れをお断りさせていただく場合がありますので、以下の2点を事前にご確認願います。
・凍結方法(例:ガラス化法 など)
・凍結デバイス(例:クライオトップ など) - ご自身で凍結検体を運んでいただける方
※当院は宅急便での移管は行っておりません
移管の大まかな流れ
当院「初診受診」から移管までは最低1週間程度は要しますので、あらかじめご了承ください。
当院「初診受診」の前に、他院(移管元)に、移管の可否を必ずご確認ください。
また予め、凍結方法(例:ガラス化法 など)、凍結デバイス(例:クライオトップ など)を必ずご確認ください。
凍結方法によっては、受け入れをお断りさせていただく場合がございますので、ご了承ください。
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外来を受診
当院にて、「初診」予約の際に移管のご希望があることをお申し出ください。初診時に、医師と移管についてお話しいただきます。
また当院へのご連絡は、なるべく平日の11時~13時の間にお電話をお願いいたします。 -
移管誓約書に署名
診療後、受付にて、移管誓約書をお渡しします。移管誓約書にカップル両名の署名をいただき、ご提出ください。書留郵便での郵送でも結構です。
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移管日の決定
移管誓約書の受領後、お電話で当院の培養士と移管日などの詳細な事項を決めさせて頂きます。
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患者さまご自身で、検体を移管
移管日当日に患者さまご自身で移送を行っていただきます。受付で移管手数料をお支払いいただき、移管終了です。
移管の方法
凍結検体の損傷をさけるために、移送中は低温下にて保存しておく必要があります。そこで、移管にはドライシッパーという手持ち可能な容器を使用します。
当院使用のドライシッパーは重量が約8kg程度、大きさが縦26cm×横26cm×高さ56cmとなっており、4~5日ほど約-196℃程度の冷たい状態を保持できます。
移管の注意事項
当院では、原則患者さまご自身で、容器を運んでいただく(手持ち)方法をお願いしています。(平日のみ)
宅急便での移送は行っておりません。またドライシッパーに使用する液体窒素は危険物となりますので、移送時に公共交通機関を使うことはできません。
移送中のトラブルに関しては、一切責任を負いかねますのでご了承ください。
移管の費用について
他院(移管元)から当院へ凍結検体を移管する場合
※他院でかかる移管手数料等はご自身でご確認ください
1検体※移管手数料 | 27,500円(税込) |
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2検体目以降 | 11,000円(税込)ずつ追加 |
※凍結検体数は胚(卵子)は1個あたり、精子(精巣組織)は1本あたりのことを指します
費用シミュレーション(税込)
1検体 | 2検体 | 3検体 | 4検体 | 5検体 |
---|---|---|---|---|
27,500円 | 38,500円 | 49,500円 | 60,500円 | 71,500円 |
移管が決定した方へ
他院(移管元)で移管の了承が得られ、当院で「初診」を受診いただき、
受付での手続きおよび移管誓約書の提出が確認でき次第、当院培養士よりご連絡いたします。
その際、下記①~③について質問させて頂きますので、あらかじめご検討頂けると、
その後の流れがスムーズになります。
質問 1
移管の容器の確認
当院の容器(ドライシッパー)を使用するか、他院(移管元)の容器を使用するかご検討ください。どちらの容器を使用するかで移管日当日の流れが変わってきますので、電話時にご確認ください。
※他院(移管元)の容器を使用する場合は、容器レンタル料、液体窒素料などはご自身でご確認ください。
質問 2
移管の候補日
移管は平日10時30分以降にお願いしております。患者様のご都合がよい平日を3つ程度上げていただき、他院(移管元)と相談させていただきます。また移管候補日は電話時より最短で2日以降でお願いいたします。
質問 3
他院(移管元)と
相談するための連絡方法
移管日決定のために他院(移管元)と相談させていただきます。
他院(移管元)を受診時に当院(虹クリニック)から他院(移管元)へ連絡を行うか、他院(移管元)から当院への連絡を待つかご確認ください。当院から連絡する場合、他院(移管元)の連絡先、ご担当者、診察券番号を事前にご確認ください。
他院(移管元)とで連絡が取れ、移管日が確定しましたら、患者さまへ当院培養士よりご連絡させていただきます。